これまでに色んな枕を使ってきていますが、その中でもかなり変わった枕であると思っているのが六角脳枕です。
他の枕を知れば知るほど六角脳枕のアプローチは「なるほどねぇ…」とならざるを得ないレベルなので、人によってかなり評価が分かれる傾向があります。
というわけで今回はネット上にある六角脳枕のクチコミを拾い上げ、それらに対する分析をやってみます。分析と言っても僕が思うことをちょろっとコメントしてみる感じに留まりますけど…。
単にクチコミだけ集めたスカスカな記事にはいたしませんよ!!
僕なりの結論を一言で言っておくなら、
「メインでこれ一本!」という枕にはできないが、「爆睡体験」をしたいならお金を払ってみる価値はアリ
です。
詳しいレビュー記事は下記に用意していますので併せてどうぞ。
不安な方は公式サイトから購入すれば全額返金保証付きで入手できますので、まずは一度試されてみることをおすすめします。
六角脳枕は30日間の全額返金保証が付いているので初めての高級枕としてもおすすめ! |
六角脳枕の低評価口コミを集めてみる
というわけでまずはショッピングサイトなどから低評価寄りなクチコミ(レビュー)を集めてみます。
六角脳枕は価格帯に対しての低評価率はそれなりに高い方で、人を選ぶ枕であることがここからも伺えます。これは「商品が悪い」という意味と同義ではない点には留意してくださいね。
以下クチコミ内容の種類別に分けて紹介しますが、ネット上のレビューのほとんどがこのいくつかに分類される感じでした。ポイントがはっきりして検討しやすいですね!
※これは僕の推測によってウェブ上のレビューを分析しているものであって、レビューを投稿されたご本人の本当の意思など内容の保証はできません。ご購入の検討材料として各自でご判断ください。クチコミ内容は一字一句変えずに引用し、掲載元へリンクを貼ることで正当性を持たせています。
※今回のクチコミ収集サイトはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングです。
最大の弱点と思われる「高さ」
枕の評価でまず出てくるのは高さの話なので、六角脳枕に限らずどの枕でも一番言及されている数が多いです。
が、六角脳枕は高価格帯の枕にも関わらず高さ調節ができないという点ではやや見劣りします。このこと自体を評価しているクチコミは少ないものの、原因の本質はやっぱりここにある気がします。
レビューをどうぞ。
(中略)
結局タオルを巻いてさらに別のタオルで、高さ調整を行うものの宣伝されているような快眠、寝つきの良さには感じられず「とてもいい枕」とレビューは書きがたい商品でした。
など、高さが低いことが問題視されている印象を受けます。
たしかに、「枕において最も重要な要素は高さです」と僕もこのサイトでいつも言っています。が、もっと厳密に言うなら「自分にあった枕の高さをしっかり理解して選択すること」が大切なのであって、枕の高さによってそれが商品自体のレビューに繋がってはいけないのではと僕は思ってます。
まあこれは僕の個人的な意見であって、他の人のレビューにケチをつける気は毛頭ないです。「自分に合わなかった、だから★1です」はモノの評価として間違ってはいませんから。
とはいえ、例えば「高さを調節できる仕組みや機能が一切ない」という点を言っているなら僕も大いに納得できます。事実、六角脳枕は高さに関するアプローチは特にないので。ここは紛れもないデメリットでしょう。
また、六角脳枕の高さに関するコメントは「低い」という評価が多いものの、実はそこまででもないということも併せてお伝えしておきます。
六角脳枕はこのように7cmという標準的な高さを持ってます。
以下の表はこのブログで紹介している枕を含む、いくつかの枕の高さを集計してみたものです。
テクノジェルピロー | 7cm, 9cm, 11cm, (14cm) |
スリープマージピロー | 8cm, 10cm |
高反発まくら モットン | 2~10cm(50段階) |
六角脳枕 | 7cm |
王様の夢枕 | 9cm, 11cm, 13cm |
トゥルースリーパーセブンスピロー | 8~11cm |
ニトリ「高さが調整できる枕(パイプ)」 | 9cm |
YOKONE3 | 9~12cm |
高さの平均値(上記値のみ) | 約8.9cm |
7cmという高さ選択はこれを見る限り「低すぎる」ものではないことが分かると思います。
むしろ、高さ調節機能をなしにしてある1つの高さに絞るなら、標準範囲での低め設定となっているのは利点と捉えるべき。枕の高さは底上げが簡単に行えるからです。
大は小を兼ねる的なやつ。枕に限っては低いものを選択した方があとから融通が効くのでその方がおすすめ。
また、やや趣は変わりますけどこんなのもありました。
私には首にあたる部分が柔らかく、沈んでしまい気持ちよく感じません。
結局、今まで使用していた枕に戻ってしまいました。
高さに直接言及していないものの、沈んでしまう→高さが減る、とも考えられます。
で、実はこれは低反発枕による共通の問題です。
六角脳枕も「低反発ウレタン枕」の仲間で、中身の材質は「低反発マイクロウェーブ」というものです。名前が違うけどまあ普通のウレタンでしょうw
一般に低反発枕は「沈み込みによるフィット感」と引き換えに「固定されてしまうことによる寝返りの打ちやすさ」と「高さ」を失います。
柔らかすぎる枕は潰れてしまうせいで結局高さが足りなくなり首が痛む→肩こりにもなる、という仕組みです。最も気をつけたいパターンです。
六角脳枕は低反発枕といえども随分しっかりしている方なのでそこまで気にする必要はないもの、首元などは十分ケアしたい場所ではありますね。
ちなみにですけど、一応正しい向きで使ったときの首元の部分は硬めの設計になっています(触ってみても分かります)。
微妙ですけど違い分かります?
公式サイトにも、
こんなイラストが書いてあります。
全体として2割にも満たないレベルの低評価のうち、ほとんどがこの「高さが足りない」系の内容です。
なのでここがクリアできる方なら、この枕が大きくハズレる可能性はかなり下がると言えるでしょう。
ユニークな「ひんやり機能」は人によって感じ方がかなり変わる
見た目だけでも相当変わった枕ですけど、実は「ひんやり機能」という「なにそれ?」なものまで搭載されています。
これに対する
- 期待値
- 感じ方
は人によってかなりバラつきがあるようで、クチコミでもいくらか散見されました…。
見てみましょう。
まず、2本の保冷剤ですが、夏は保冷どころか、保冷剤が熱くなってしまい寝ていられません。
冬は逆に冷たくて入れていられません。そんな訳で 春秋以外は保冷剤を抜いて使用していました。
(中略)
熱いんだか冷たいんだか…。笑
しかも問題なのは「この冷却ジェルは常温使用で想定されている」ということ。このせいで「冷たそう!」と感じるか「常温なら気休め程度だろうな」と感じるか初見の印象も全く変わってくるんですよね。
さらに問題なのは、「横になったときの凹部分にしかひんやりがない」ので横向きスタイルが中心かどうかでも相当話が変わるということ。
これら諸々が合わさり、ここの評価はかなり分かれているみたいです。高評価を付けている人の中にも「ひんやりはなんか謎だった」みたいに言っている人はけっこういます。笑
で、まあ対症療法ですけど一応対策はあります。
保冷剤はその場で簡単に取り出せるので、気になるならそのときに使用しなければいいだけ、
…といっても、それはなんだか悲しいというのも分かります。笑
おまけ機能じゃなくて、明確な安眠効果にこだわった結果として開発された部分だしぜひとも上手に使用したいところ。
この科学的根拠に則ったユニークな工夫が、「睡眠認定検査技師認定枕」となっているひとつ、と説明されています。
実際「頭寒足熱」という考え方は僕は超大賛成派でして、氷枕を使ったら睡眠効率が激上がりしたという経験も実際にあります。
今でも夏シーズンは氷枕を常用してますよ。というかこれがないと寝られないレベル…。
(みんな夏はどうやって寝てるの…?)
ちなみに六角脳枕に関しては、僕は「熱すぎるとも冷たすぎる」とも思ったことはないです。
「なんとなくじんわり冷たい」くらいで、狙い通りの効果を享受できている気がします。
返品対応などについて言及している口コミが多い
ちょっと微妙な項目なんですが、実際に見かけたクチコミだったので同じように紹介します。
六角脳枕には全額返金保証があるものの、公式サイトで購入した場合のみ保証がなされます。
公式サイトはこちら
こういうのは気付きにくいので、他の販売サイト(Amazonや楽天など)で購入した方はどうやら勘違いをしてしまって、返品できないことに対する低評価へと繋げてしまっているご様子。
いくつか実例を見てみます。
(中略)
あと、勝手に30日で返品できると思ってましたが、公式なショップで買わないとその対象にならないんですね。
私の不注意ではありますがわかりやすいとこに書いておいて欲しかった、、、
合わないので返品しようとしたところ・・・・できませんでした。
一緒に送られてきたパンフレットに『返品は7日以内。使用後の返品は不可』とありました。(※みるみ注記:これはAmazonでの話です)
値段は変わらないのに,使用後に返品できるところとできないところがあるようです。
もし,買われるなら,アマゾンで買わずに,正規取扱店で購入されることをお勧めします。高い買い物でした。
このように、何人かの方は返品できずにお困りになられたようです。
話は簡単で、少しでも購入に不安がある場合は公式サイトから買えばいいだけ。
ちなみに「返品したくなるような商品であること」自体についてはここでは触れてませんでしたが、このお二方のそもそもの返品理由はそれぞれ
- いくら "ゆらぎ" のためとはいえ、仰向け時の凸部分が安定しなさすぎる
- 「ひんやり」がすぐに自分の体温に近づいてしまってあまり効果が感じられなかった
という内容でした。一応のご紹介!
六角脳枕の高評価口コミ・メリットも実際の声を確認!
良いレビューも集めましたよ~!
わりとこの記事では僕も辛口な文章になっている気がしますが、この枕が良いものであるのは間違いないです。これだけの購入数&価格なのに8~9割が高評価な商品って、なかなかないですもんね。
僕が妙に辛口なのは、六角脳枕よりもっとおすすめしたい枕を知っているから…!記事末尾で触れます。
肩こりの改善報告、予想外にすごく多い!
ユニークさばっかりが目立つ枕ですが、元はと言えばこの枕のコンセプトは「肩こり改善枕」です。
じゃあ実際その効果はどうなのよ?ってのを一挙大公開しますよ!
たまたまネットで知る事が出来、値段で躊躇しましたが思い切って購入しました。
早速使用してみたところ、本当に自分に合っているようで、初日からぐっすりと寝る事が出来、肩の調子も少しずつですが改善してきています。湿布が欠かせない毎日でしたが、枕を変えてからは一度も使っていません。
本当に良い枕に出会えたと思っています。
10日程使用で全く気にならなくなりました。首回りも軽いです。
変な形と名前で?だったけれど素晴らしい、もう手放せない。
アマゾンレビューを見てこの枕を買ったんですが、まず朝起きた時がいいですね!
寝返りをスムーズにしてくれるという特徴通り、寝ている間にゴロゴロしているのか、肩がラクな感じがします。
今まで使っている枕が「イイ!」と思ったことなかったですが、これは「イイ!」。
いやーすごい。
こんなキワモノ枕で本当にこれだけたくさんの効果が出ているなんて…w
まあ僕もその効果を体感した1人であるとはいえ、同じ効果が多くの人にあるというのはやっぱり良いものの証だと思います。
大事な点が2つあったので、それぞれ黄色い線を引いておきました。
湿布が欠かせない毎日でしたが、枕を変えてからは一度も使っていません。
1つめのこっちは単なる「リアルな効果体験談」としていいなー!と思ったのでご紹介。
寝ている間にゴロゴロしているのか、肩がラクな感じがします。
2つめのこれ、すごく大事。
この「寝ている間にコロコロ転がるようになるから肩こりが改善していく」というのがまさに六角脳枕が狙っている肩こり改善アプローチです。
多くの肩こり改善枕は、高反発であったり徹底的に首に合わせた形状にしたりすることで首への負荷をなくして肩こりもなくしていくものですが、なぜ低反発枕である六角脳枕が肩こりに効果があるかというと、コレなわけです。
変な形してる→勝手に横向きたくなっちゃう→コロコロ左右に転がる→同じ姿勢で固まらない→首と肩が凝り固まらない
というシステム。
「そんなんありかよ!?」
って思いますよねw
まあ実際に効果が出ているんだから仕方ない…。
ちなみに、六角脳枕の取扱説明書として同梱されているある1枚の紙に以下のような注意書きが存在します。
いきなり六角脳枕だけ使って寝ると、急な変化で逆に寝心地がわるくなるかもしれませんので、既存の枕と交互に使ってください。
変わっている枕であることは向こうも自覚しているご様子。
たしかに中央が凹凸の凸にあたるので最初は「なんやねんこれ」となるんですが、しばらく使っているとコロコロコロコロ…。笑
購入を検討されている方は気に留めておいておくと良いでしょう。
爆睡したい快眠枕を探しているなら最適解かも!
冒頭でも言いましたが、僕はこの枕は「肩こり改善枕」というよりは「爆睡のための枕」と思っています。
その秘密は「凹凸コロコロによる"揺れ"」。電車で爆睡してしまうあの感覚を再現している感じです。
実際のレビューをどうぞ!!
お陰様で夜中に目が覚めてしまう回数がグッと減ったみたいで喜んでます。
ちょっとお値段は張りますが、価値のある商品だと思います!
この枕に替えただけで、ぐっすり眠れてます。寝るのが楽しくなる枕です。子供も気に入ってます。
保冷剤が入っていて、最初は少し違和感があったのですが、とても心地よく、段差があるので寝返りがしやすかったです。
もともと寝付きがあまりいい方ではないのですが、この枕に変えてよく眠れるようになりました。
形がとても面白く、いろいろな仕掛けがしてあって、とても斬新な発想の枕ですね。
「夜中に目覚める回数が減る」というのはかなりのキーワード。
中には「トイレに起きる回数も減った」という内容もあったんですけど、これを聞いて一番喜んだのは自分という…(超頻尿)
「ひんやり機能」についての良い評価も多く散見されていい感じですね。
また、最後にこんなすごいのも。
2年ほど前テレビで紹介されてるのを見て、速攻注文して試したところ、朝まで目覚める事無く眠れ、肩も楽になり、愛用してます。
今回、主人の誕生日プレゼントに購入しました。ナント、びっくり!毎晩イビキでうるさくて困っていたのが使い始めた晩からイビキが止まりました!
肩コリ、偏頭痛にと、思いプレゼントしたのが、私にとってもラッキーな結果になり大満足です。
「枕を探すイベント」は、実は自分に対してのみ行われるものではありません。
旦那さんのいびきに困る奥さんは日本中、世界中にいるんですな。
いびきの改善にはそれ専用の枕も多く販売されますけど、僕の経験からも言える共通している点は、正しい姿勢で寝心地良く眠れる枕や肩こりが起きにくい枕は、総じていびきも出にくいということ。
というわけで、この奥様のように「まぐれラッキー」に恵まれる方もきっといるでしょう!笑
まとめ:異種体験の1つとして買うのは超アリ!
以上、六角脳枕の代表的なクチコミを掲載し、同時に枕の紹介もやってみました。
一番最初に結論も言ってますけど、改めてのまとめは
変わった枕としてのレアな体験を楽しんでみたい人にまず一番おすすめしたい
です。
なんで微妙な言い回しになっているかというと、それは肩こりの改善を目的にしている人にはもっと理論的にバッチリおすすめできる枕が他にあるからです。
じゃあ僕は一体どんな枕をおすすめしているのか?というと、
の3つです。
これまで15万円以上枕にお金を使ってきていますが、僕の出した結論は「この3つ以外は買う必要ない」です。
なぜこの3つになるのか、ここに至るまでのプロセスはどうなっているのかは下記の記事で徹底的に解説しています。
六角脳枕だけを探していてたまたま僕のブログにいらっしゃった方は、ぜひ、ぜひ!この記事を読んで欲しい!絶対後悔させません。
あなたにとって良い枕が見つかりますように!