この記事でメインとなるアプリは現在ストアから消されてしまっており、普通には手に入らない状況です。
かなり長い時間をかけて代替アプリを探し回りましたが、結局良いものは見つからず。しかし外部のapkサイトにはまだ同じものの存在が確認できたので、そちらのapkのリンクを貼ることにしました。サイトはAPKPureという有名サイトなのでご安心を。
外出する度にいちいちWi-FiをOFFにして、帰宅したらONにしてってやってませんか?
めんどくさいですよね。それを自動化する方法をご紹介!
使うもの
自動化には普通のアプリを使う。必要なのはこれ。
どんなアプリなの?
自宅判定は位置情報を使って実現します。
位置情報を使うと言われると「えー、GPSを使うの?」という嫌な印象があるかもしれませんが、このアプリではGPSは不要!
実はGPSを使わなくても、近くの無線基地局との通信のときに記録される「セルID」というものを利用すると、GPSほどの精度ではないんだけど位置の特定が可能なんです。
しかも複数登録することによって精度の低さも完璧に解消できます。つまり「AとBとCとDとE …の基地局の範囲内に入ったらON/OFFしてね」という感じに使えるというわけ。
仕組みとしては、ON/OFFを自動化したいWi-Fi SSIDにセルIDの組み合わせを紐付けていく感じです。セルIDを登録する数ももちろん選べるし、削除とかも可能です。詳しくは次で。
設定方法
というわけで設定方法の説明。全部で4カラムあるのでひとつずつ見ていきましょう。
基本設定

※以降、Wi-FiのSSIDとセルIDには全て塗りつぶしをしています。
まずは起動して最初の画面。一番上のチェックを入れて機能の有効化。以下4つは下記表を参照されたし。
Wi-Fiを記憶する | 設定したいWi-Fiアクセスポイントを追加するための項目。ここをONにした状態で一度でも接続すれば記憶される。使い終わったらOFFにするのを忘れずに。 |
チェック間隔 | そのまま。セルIDの範囲内にいるかどうかをどれくらいの間隔で確認するか。これは僕が精度とか電池もちとか色々実験して30分に落ち着いているので、特にこだわりがない方は同じにするといいと思います。 |
通知を表示する | いちいち通知が来ても鬱陶しいだけなのでOFFを推奨。 |
高度な設定 | この中では一番上の「所在地情報を強制更新」だけONにしておくといいかも。ONにするときの説明を読めば分かるけど、自分が使っている端末で実験した結果必要がないならOFFで良い。 |
自動化したいWi-Fi一覧の画面&セルIDの登録
ここが自動化したいWi-Fiの一覧画面。僕は2つしか登録してません。で、このそれぞれの項目をタップするとセルID一覧の画面へ遷移する。
上2つはONにしておくのを忘れずに。今回の話の目的の部分です。
そんなわけで、ここでのポイントは3つめ。
セルIDの追加は対象となるWi-Fiアクセスポイントの近くのものが自動で行われていくんだけれど、それを停止するかどうかの設定ということです。
要は、ある程度集めたら停止しないとどんどん追加が行われていってしまい範囲が広くなる→自宅判定がどんどん曖昧になってしまうので、適当なところで切り上げないといけないんですね。
このセルIDの登録は7~10くらいをおすすめしてます。この数もけっこう実験したので、バランスいい感じになっていると思います。
ただ通信先が単位面積当たりにどれくらいあるのかっていうのは当然場所によって異なるはずなので、すごい田舎でも同じ数がいいのか、と言われるとちょっとなんとも言えないです。
無効化スケジュール設定
おそらくここはほとんどの人が無視していい部分だと思われます。
場所うんぬんとか関係なく、設定した時間になったらWi-Fiを無効化する/有効化する(こちらはエリア内にいたら)ものですが、そもそもこんなのを使うくらいならこのアプリを欲しいとは思っていないはずなので必要ないでしょう。
履歴画面
ここは設定画面というより、最近のWi-Fi接続ログみたいな感じ。
おわりに
実はこの記事はすごく読まれているんです。世間の人がWi-Fiというものにすごく敏感になっていることがよく分かります。
それに対応するという意味では、アプリ1つで設定の導入が可能な今回の方法はとっても良いかと。シンプルなアプリなので余計な動作、消費などはないし、機能自体も無駄なことはしないようになっているのでかなりよく出来たもの、と言えると思います。
(ストアからは消されちゃってちょっと敷居は上がりましたけど…)
ということで、Wi-FiのON/OFFの自動化の方法紹介でした!