LINEが嫌い。インフラ化してるのに選択性・拡張性がないのが嫌い。余計な機能ばかり増えるのも嫌い。

LINEが嫌い。インフラ化してるのに選択性・拡張性がないのが嫌い。余計な機能ばかり増えるのも嫌い。

ソフトやアプリケーションに対する「こだわり」とか「ツールとして良いものか」とかそういうの以前に、LINEというアプリ及びLINEを使わないといけなくなっている状況に対して苛立ちがある。

怒りの矛先を向ける先がなくて困っているだけなので(というか実質ない)、この記事はいわゆる単なる愚痴でしかないですが、せっかくブログという場があるので吐き出してみる。何回か友達に話した感じだと概ね同意は得られているっぽいし。

みるみ
みるみ

世代にもよると思うんだけども!(実はこれも今回の話のポイント)

LINEのここがイヤ:LINE以外の選択肢がない

僕もよく言うセリフがあるんですけど、「嫌なら使わなければいいじゃん」っていうのが今回は効かないから無性に腹が立つというのがこの件の最も問題なところなんですよね。

嫌いなものは触れなければいいだけなんですけど、じゃあ僕だけLINEを使わないとどうなるか?

当然まわりの誰とも連絡が取れなくなる。

ここで

  • メールでいいじゃん
  • 他のコミュニケーションツール使えばいいじゃん

とか言っている人をたまに(ネット上で)見かけますが、これはコトの本質を全く理解していないと感じます。そうじゃないやろ。

こーーーーーんだけ流行ってて「LINEを使わなくても生活に支障はない」はいくらなんでも無理あるでしょうと思うわけです。というか利便性に不都合が生じるならその時点でそもそも問題なんです。

ではどうすればいいか。

 

どうもできません。LINEを使い続けるしかないです。

…のだけど、別にこれだけだったらまだ我慢できるというか、ヘタしたら問題として気付かない可能性もありました。実際登場した最初の数年はそうだったわけですよね。

つまり他に嫌な要素があるから回避したいのにも関わらずそれができないという負のスパイラルが僕らを苛立たせているわけです。僕だけかもしれんけど。笑

まあそれとは別に、インフラというものは電気やガスみたいに選択の自由化がなされるべきだとも普通に思う。

例えば「メール」というものは

DNSサーバーからドメイン名を参照してメールサーバーにアクセス、そこからSMTPというプロトコルを使って送信して…

みたいに技術として一般化した状態で確立されています。

だから僕らは好きなメーラーアプリを選べるわけですよね。GoogleはGmailを作れるし、ヤフーはYahoo! メールを作れるし…ともなる。

これは次の話へ。

LINEのここがイヤ:APIも何もかも存在しないのでUIの選択権すらない

僕は別にLINE株式会社が嫌いなわけでもないし、母体のNAVERが嫌いなわけでもないです。会社については何にも知らないし興味もないです。

だから自分が直接触れる末端の部分さえ使い心地が良ければ全く問題はないと思っているんです。

これはさっきのメールの話から続くんですけど、要は「LINE」というサービスを使うのはいいんだけど、この凄まじく改悪ばかり繰り返されていく地獄のようなアプリを使わせるのをやめてくれということです。

ちょっと難しい話かもしれませんが、よく「API」と言われるようなものがこの話に関係します。

Twitterって公式アプリ以外にも色々見られるアプリがあるのは有名ですよね。あれは「Twitter社が色んな機能を外部から使えるような "API" を公開している」からできること。開発者が好きなTwitterアプリを作れるわけです。

これがあれば、あのクソくらえのLINE公式アプリを使わなくてすむわけなんですが、LINEはそれすらしない。

もう僕はこれが許せなくて仕方がない。

なんか「意地でもこの(使いにくいと自覚している)アプリ以外はお前たちに使わせない」という風に言われている気がして、余計刺激されるんです。僕だけかもしれんk(ry

 

あ、ちなみに「なんでAPIを公開しないか」の理由は簡単です。

公式アプリを使ってもらえば広告も表示できるしスタンプも買ってもらえるし他のサービスへ誘導もできるし…ってこと。これは間違いなくお金が目的だと予想されます。お金よりももっと大切なものを失ってると思うけどね。

っていうか書いてて今思い出したけど唯一見るトーク一覧画面の一番上に広告が出るようになったの、腸が煮えくり返るほどムカつくな…!

みるみ
みるみ

お金ならいくらでも払うから永久に非表示にできるようにしてくれと思っているくらいです…。

LINEのここがイヤ:わけわからん不要なサービスばかり増えるくせにコミュニケーションツールとしての改善がほぼ見られない

いや、もう、そのまんま。

特に

  • タイムライン
  • なんかライブ配信みたいなの
  • オープンチャット

とかを見ると「コミュニケーションツールとして進化させようという気が全くない」ような気がして辟易とします。

  • ニュース
  • ウォレット
  • クーポン

とかはまだ理解できる。まだ。まだ…。(だいぶ我慢してる)

それでもこの辺りの機能が初めて出てきたときの「うわぁ…」感といったらなかったです。よく覚えてる。

line-timeline

こういう画面見るとさ、「何これ」って思いません?

普通に友達や家族と連絡取りたいためだけにこのアプリを起動しているのに、なんでこんなものが視界に入るの?って。別アプリじゃなくて「LINE」に全部統合されてるのがもう無理。

で、これは「ほぼ若者(10代レベル)ウケだけを狙っている感じが特にイヤ」という意味も含むんだけど、これは僕がそのターゲットに入っていないから個人的に嫌だと思っているだけというのは理解しています。

理解しているんだけど、これまで書いてきた通り単なるコミュニケーションツールではなくもうインフラ化しているレベルなことは向こうも承知のくせに、それでもこの方針を突き通してくることに激しい嫌悪感があるというのが本音です。

お金儲けのため? わかる。

ビジネスだから? わかる。

でもさ、市場には常に選択肢が与えられていて、ユーザーには常に選択権が与えられているのが正しい姿なんじゃないの?

海外のチャットアプリ情勢を見ると以下のような感じになっています。

出展:Statisa

WhatsAppは今はFacebook傘下、WeChatはテンセントなので、上位3つが巨大テック企業の運営ということです。この時点でなんか歴然たる差を感じるよね。

僕は上位3つはほぼ使ったことないので厳密な比較はできませんけど、サッと見た感じLINEのように迷走はしていなそう。少なくともコミュニケーションツールから逸脱はしていないと思う。

チャットアプリって細かい使用感やUIが最も大切になってくるジャンルだと思うんだけど、LINEって頻繁に謎アプデを繰り返すよね。なんか意味が分からなくて余計腹が立つ。

この情勢は「他の要素によるビッグなゲームチェンジ」がないと変わんないだろうなと思っています。僕らは用意されたものを使うしかない。この虚無感が余計悲しくなるんだよなあ…。

おわりに

一応言っておきたいんですけど、さっきもちらっと言ったように運営母体の国がどうこうとかっていう感情は僕は一切持っていません。

もともとそういうのどうでもいいと思っているタイプだし、特に今回の件では本質的に関係ないし。

みるみ
みるみ

物理的にお国が近かったというのはあるのかもしれんけど…。笑

みなさんのご意見・ご感想を聞きたいのは言うまでもないんですが(コメントいっぱい待ってます…!)、国がどうとか歴史がどうとか言われても僕はそこには何にも返事しないつもりですのでよろしくお願いします。

むーん。
おわり。

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みるみみるめも筆者

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