※この記事以降、さらに劇的に増量できる正しい方法を掴むことができました。本記事を執筆時点では、僕の考えや施策は甚だ甘ったるいもので、全くもって完全なものではありませんでした。あえて過去の提示ということで本記事は公開をやめていませんが、増量としての情報は下記最新記事をご覧ください。 |
=====以下記事内容=====
僕は子どもの頃から病気かと思えるくらい太れない。身長だけは高いのにずっとガリガリで、食も超太いのに悲しいくらい体重が増えない!!
しかもなにが嫌だってさ、「僕の悩みは太れないことです」って発言すると、女性はもちろん相手が人間なら誰であろうと「それ嫌味だよ!」って非難してくるのよ。言いたいことは分かるけどさ!!
多くの人からしたらそうなのかもしれないけれど、こっちは本気で悩んでいるのを「嫌味だよ」と言われることこそ、こっちは相当に辛いということも分かってほしいのです。
でも幸いなことに、今この文章を読んでくれている方はきっと僕のこの気持ちを分かってくれる数少ない理解者に違いない。
なぜなら、「痩せる方法」という情報は死ぬほどヒットするのに、「太る方法」というのはことごとく見つからないから(筋トレ的な観点でのバルクアップだとたくさんあるけどね)。
現に僕も今まで色々調べたり人に聞いて回ったりしたけれど、レベルが違いすぎるほどに効果のないようなことしか書いてなかったり、そもそも自分と同じ状態・環境の情報じゃなかったりと、散々だった。
今回はそんな肩身の狭い思いをしている僕を含めたみなさんに、少しでも役に立つような情報を発信したいと思う。まあ、ほとんど「涙を拭きあおうぜ」の会なんだけど、共感者の存在を確かめられることの幸せは否定できまい。
どれくらい太れないか
とりあえず僕がどれだけ太れないか軽く話しておく。
- 何年もずーっと175cm 50kgちょいくらい
- めっっちゃ大食い。朝はご飯1合くらい、お昼はフルセットの定食でご飯特盛(体感1.3合くらいかな)、夜は家で1.5合炊いておかずと食べる。いずれの量でも3時間ほど経つと次の食事が大丈夫なくらい素早くお腹が空いてくる
- 学生のときは毎晩深夜に家系ラーメン食べたりしていたけど一切変動なし
- もちろんお菓子やジュース、お酒なんかじゃ1gも太らない(お酒は種類問わずかなり飲みます)
- バルクアップ(増量用)のプロテインを数年、朝と晩に牛乳に溶かして何年も飲み続けているけどあんま効果ない
というわけで、
太れない = 消化が良すぎる or エネルギー消費が多すぎる |
なんじゃないかと思っている。
なにぶん情報が少ない界隈なので、いつもならたとえ海外論文だろうとソースを提示するところだけど、今回はそれらしいものの用意はない。僕の身体どうなってんだ?
まあ理論的に考えたら間違いはなさそう。
余談だけど、僕はこれを「人より消化能力が高い」っていう強みだと思っていたところに、友人に「それ燃費悪いってことだよね?」と言われ、5秒くらい考え込んだあとに「たしかに…」と納得したということがあった。なんかこう言われると余計損した気分になった。
太るために僕が続けたこと
調査を繰り返して、自分が「これは効果がありそう」と思ってことをひたすら試してみるっていうのを何年も続けた。「太りたい」と思ってからは4年くらい経つかな。
特に、単品で効果確認ができるように対照実験を意識して適用していた。
とにかく炭水化物を摂る
もうこれは一般的にも常識レベルになっているけど、間違いない。
僕がもともと白ごはんを好んで食べているのはただ単に好きだしお腹いっぱいになれるからだったんだけど、今はもう体重増加には外せない要因だと確信している。
太りたい人にも2種類いると僕は思っていて、
- 食べる人
- 食べられない人
に分けられる。シンプル。
後者の方が難易度がより高くなるのは火を見るより明らかかと思えば実はそうではなくて、まだ「食べる」という絶対的な対策が残されているアドバンテージを最大限活かすべき。
僕はもう食べる量はある程度のラインより上は関係ないことを実験して分かっているので無理して食べたりはしないけど、まだ試せていない人はやっぱりまずはここだと思う。
「食べるのつらいんだよ」という声、わかります。でも僕らと同じ目的のため、ちょっとずつがんばってみませんか!
元気な食事は健康に直結します。体調崩さなくなるし、僕なんかたとえ高熱を出しても食欲だけはあるw
増量用プロテインを習慣づける
ついさっき太れない的な意味合いで書いたばっかりだけど、そうは言ってもやっぱり効果は感じてはいる。
諸事情あるけど牛乳は腹持ちがいいことは既に証明されているし、割り物としての相性も成分的にイイ感じらしい。それに、なんとなく満腹感が続いている状況は精神的にもよろしい。
プロテインには大きく分けると「ホエイ」「カゼイン」「ソイ」と種類が3つあって、その中でもおすすめは「カゼイン」。
一般的にはプロテインの摂取目的はタンパク質の獲得だけど、これは炭水化物や脂質にステータスを振っているという趣旨。あとは上記の「ホエイ」と「カゼイン」では、タンパク質の摂取スピード(みたいなもの)が異なっている。一般的には「筋トレ後にはホエイ系」「就寝前や起床後はカゼイン」みたいに使い分けられる。
で実際に僕が飲んでいるのはこれ。
チョコレート味なので、牛乳で割ると本当に遜色なくココアみたいになっておいしいよ。僕はプロテインを飲むのを苦痛と思ったことは一回もない(ただし毎週恒例の賞味期限切れの牛乳を焦って1リットル一気するのは除く)。
大きな筋肉を筋肥大用トレーニングで鍛える
筋肉は脂肪より質量が大きいです。
たとえガリガリ体型だとしても最低限脂肪と呼ばれるものはついているはずなので、ここはある程度の期待が持てます。
筋トレが目的でない人でも、まともな身体づくりの基本的な流れとしては
- 脂肪を筋肉にしたい
- 筋肉に変える脂肪がないから食事等でまずお肉をつける
のサイクルだと思っています。ちなみにこの記事でのこの項目以外は、全て2番の話に該当していると思ってもらって問題ないかと思う。
大きな筋肉とは?
身体の中で最も大きな筋肉は「大腿筋(太もも)」、もう一つ有名なのが大胸筋。
単純に考えて「部位に関わらず脂肪と筋肉の質量比が同じならより体積の(面積…?)大きい筋肉を鍛えた方が効率が良い」のは間違いない。 実際筋トレの世界でも鍛え始める順番はこの考え方が鉄板です。
というわけで、太ももと胸を重点的に鍛えてみよう!この2つは筋トレの種目もたくさんあってかなり筋トレしやすいです。
筋肥大用トレーニングとは?
ざっくり説明すると、筋トレの方針の種類のうちの1つ。この他にも「筋持久力UP」とかがある。
筋肉の見た目を大きくするトレーニングで、それすなわち増量に直結している。瞬発力系のパワーアップが見込めるのもこのトレーニング。 ちなみに「筋持久力UP」はこの反対で、その名の通り長く力を出し続ける運動に適したトレーニングっていう感じ。
で、これらトレーニング方針によって「筋肥大は重く少なく」とか「持久力は軽くたくさん」とか、同じ筋トレ項目でも重量や回数の設定が変わってくる。
筋肥大の方を簡単にまとめると以下。
項目 | 目安 |
1セットの回数 | 8~13回 |
1回の重さの目安 | 最大パワーの75~85% |
1度のセット回数 | 3セット |
つまり、「めちゃめちゃきつい負荷で低回数行う」とだけ覚えておけばいい。ただしこの「8~13回を3セット」の間で完全に追い込める負荷設定をしないとがんばって続けても効果は薄いよ。 この筋肥大トレーニングは目に見えて変化も分かるし、ハマると楽しいよ。
結局どうすればいいのか
実は自分で書き出してみても意外だけれど、毎日がんばって続けていることってこれしかなかった。
でも、普通の人だったらデブまっしぐらになるような食生活を何年も続けていて(そこだけで見たら)変動なしってことは、やっぱりこの努力の分が効果として表れているのだと思う。
今回の話については僕もぜひ同じような悩みの方とこの話題を共有したいと思っているので、ここがみなさんとの交流の場になればなと考えて記事を書きました。
とにかく同じ状況の人に遭遇することだけでもハードルの高い状況なので、このエントリーが僕の、そしてみなさんの一助となれば幸いです。 ぜひぜひコメント等お待ちしております。 お読み頂きありがとうございました!