WordPress有料テーマよりCocoonを選ぶべき7つの理由

【WordPressテーマは買わなくていい】有料テーマよりCocoonを選ぶべき7つの理由
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こういう記事を書くと有料テーマ開発者さんたちから村八分を喰らいそうでちょっと怖いんですが。笑
思っているのは事実なので、いよいよ今回まとめてみます。

  • これからブログを始めようと思っている人
  • 2つめ、3つめのブログ/サイトを立ち上げようと思っている人

色々おられることと思いますが、1つだけ言わせてください。

今あなたが投資するべきはWordPressのテーマではないはずです。

お金を払った分だけ良いリターンがあるかというと、僕の意見ですが、そんなことはありません。Cocoonを使うならば。

というか今の僕はお金払ってでもCocoonを使いたいと思っているくらいです。

ただしCocoonにも苦手な面はあるので、そこは金銭によって時間的な解決を図るという選択肢はあると思います。後述します。

と、いうのが前提であった上で、僕がなぜCocoonを選ぶべきと思っているのか、その理由を7つにまとめたのが今回の記事です。

テーマ選びにぜひお役立てください~

Cocoonのダウンロードは からどうぞ!

Download Cocoon公式サイト

はじめに:テーマの選択について思うこと

wordpress-themes-choice

WordPressのテーマ選びって難しいですよね。

色んなことを考えちゃって、色んな情報を読んじゃって、結局なにがなんだか分からない。自分のサイトの今後を左右するかもしれないと思うと、他の買い物よりもさらに判断ができなくなっていく…。

でも安心してください。テーマなんて些細なもんです。

どうしても合わなかったらあとで変えればいいんだし、まずは無料から試してみる方が理に適っていると思いません?

とはいえ

「そんなこと言われても」

っていうのが正直なところだとは思うので、老婆心ながら1つだけアドバイスを。

テーマ選びでの重要なポイントは「自分の立ち位置をしっかり理解できること」に尽きると思います。

「果たしてそれは本当に自分にとって意味のあるメリット(特徴)なのか?」

と常に問いかけるべきです。CSSを書けないなら「コーディングによるデザインの拡張性はピカイチです!」っていう利点は無意味ですよね。

このあともCocoonの良いところが目白押しになってきますが、ぜひみなさんもここを意識してお読みいただけるといいかなと!

みるみ
みるみ

おせっかいが過ぎるような気もしますが、初心者の方も多く読まれるだろうと思ってなのでどうかご容赦を。

Cocoonを選ぶべき7つの理由

では中身です!

1.基本的な設定はもちろん、難しい設定も全てクリックだけで進めていける

setting-by-only-click

「そんなんどのテーマも一緒やろ」

と思うなかれ。

Cocoonでは、特に初心者さんが設定の際に右往左往することがないよう、色んな工夫がぎゅっと詰め込まれています。

際立ったものとしては、例えばカスタマイザーの不使用

WordPressは標準状態で色んな設定が色んな所に散りばめられていて、しかもその関連はとても分かりにくい。

初めて触る人からすると、あっちこっち行ったり来たりしながら設定を進めていくのは難しいことこの上ないでしょう。

wordpress-theme-coustomizer

そもそも「テーマカスタマイザー」自体はWordPressにもあって、どこからがテーマオリジナルの部分なのかが不明瞭。

しかしCocoonでは、タブでまとめられたある1ページから全ての設定へのアクセスが可能です。

cocoon-settings

「Cocoon設定」という画面です。一部特殊なものを除き、テーマに依存する設定は全てここから変更可能。

テーマカスタマイザーはデザインの変化を逐一確認しながら設定を進められるという大きなメリットがありますが、その反面動作は重いですし、UIの制約が強くできることも限られます。

「それならば」ということでいっそのことカスタマイザーの使用は一切取りやめ、分かりやすい設定ページ1つにまとめあげたCocoonを僕は支持したいと思っています。

cocoon-settings-previews

もちろんプレビューの機能自体もCocoon設定内にあります。

このように途中で迷うことなく、タブをめくりながら最後までクリックだけで設定を進めていけるというのは、初心者さんからするとかなり嬉しい一面ではないでしょうか?

まだあります。

多くの設定にはその設定の説明や意味を紹介するtipsが付記されている上に、詳しい説明が必要なものにはCocoon公式サイトの説明ページへすぐ飛べるようリンクが貼られていることもあります。

cocoon-settings-explainspng

ユーザーが困りそうなことにフォーカスし、そこをカバーする。これがユーザビリティといえますよね。

ブログを始める人のうち多くがCocoonを選択しているのには、無料であること以上にこの「とにかく初心者さんを ないがしろ にしない」という点に理由がある気がしています。

2.機能が豊富 & 機能追加が豊富 & 機能追加が速い

add-functions-speedy

同じ言葉が並びすぎててゲシュタルト崩壊しそうですが、言いたいことは3つあります。

  1. こんなにスマートでスリムなテーマなのに搭載機能数はピカイチ
  2. ユーザーの要望による機能追加がかなり頻繁
  3. 話題の機能やSEOトレンドなどをいち早く取り入れる

1つずつお話させてください。

1.とにかくできることが多い

「シンプルで軽量なテーマ」という触れ込みがある上、前述したように「初心者向け」という側面も考えるとどうしてもヘビーユースには向かなそうな印象がありますよね。

全然違います。

サイトに関する設定やエディタ上でできる便利機能など含め、できることの多さは有料テーマを余裕で凌ぐ勢いです。

cocoon-manual-screenshot

Cocoonが持つ機能を全て一覧化するのは無理があるので、Cocoonマニュアルページから一部抜粋。実際はこれよりもっとたくさんあります。

とても大事なことを言いますが、Cocoonというテーマ1つだけで、特定の機能に頼ったプラグインはほぼ断捨離できます。

僕も昔にWordPressを始めた当初は、訳の分からんテーマをデザインだけで選んでしまって、

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みたいなアホみたいなプラグインをどさどさとインストールしてしまっていました。

こんなものをプラグインで実現するメリットは1つもなく、そもそも極力インストール数は減らしたほうがいいのがプラグインですから、テーマ標準でこれらの機能が実現できるのはすごく大切な要素だということです。

そのあとにも僕も2万とかするテーマを買ったことは◯回くらいありますが(笑)、いやー、他のテーマ使うのアホらしくなっちゃいますよマジで。

機能数だけで比べるのはナンセンスってもんですが、それだけ見てもCocoonを選択していいくらいです。もちろんその他に有り余る魅力があるのでそれはこれから話していくんですけど。

2.積極的な機能追加が行われている

この記事でまとめている「Cocoonのいいとこ7つ」の1つにも挙げていますが、Cocoonには誰でも無料で参加できる専用のフォーラムがあるんです。

cocoon-forum-request

これはそのフォーラムの中の「要望」という板のスクリーンショット。

ここの活発度合いについては後で話すとして、その中でも「機能要望」には特に注目すべきです。

「こんな機能があったらいいな」を、マジで叶えてくれます。

しかも「前向きに検討します」のようないつやってくれるんだかよく分からない政治家みたいな風潮は一切なく、むしろ迅速なアップデートがなされます。

もしくは、テーマとして機能を追加せずともカスタマイズの範疇でやりたいことが実現できる場合、フォーラムのハイスペックな方々が色んな提案をしてくれることもしょっちゅうありますよ。

3.機能追加のスピードもめちゃ速い

もう話しちゃいましたが、「頻繁な機能追加自体もすごいスピードで行われている」ということ。

例えば最近の例だと、Googleが画像遅延読み込みについて良い見解を示した直後のタイミングでCocoon標準の機能としてGoogleが推奨するLazy Loadアルゴリズムがサポートされました

ただ、この流れを受けてWordPressも標準でネイティブLazy Loadを実装しようとしているので(本当はもう公開予定だったが遅れてver5.4からになった)、これはCocoonから離れていく話題かも。

 

以上3点をまとめますと、すげぇってことです(雑)

3.デザイン以外のカスタマイズをしたいとき、容易にいじれるような工夫がたくさん施されている

Other-than-design-customize

個人的にCocoonが素晴らしいと思える一番の要素かも?と思っているのがこれ。

WordPressのカスタマイズはデザインだけではありません。

  • PHPのコードを足したいときがあったり…
  • テンプレートファイルをいじりたかったり…
  • 記事特有のJavaScriptを追加したかったり…

こんなとき、Cocoonはその力を遺憾なく発揮します。

これもいくつか例を挙げてみますね。

テンプレートファイル内の適切な場所に「コードの任意挿入」ができる仕組みがある

テンプレートファイルを直接いじるより一段ハードルの低いカスタマイズ方法として、「特定の空ファイルにコードを記述することでふさわしいタイミングで読み込まれるようになる」という素敵な仕組みがCocoonには備わっています。

例えば以下。

head-insert

これは子テーマのtmp/userにあるhead-insert.phpというファイルですが、ここに挿入したコードは

head-insert-2

header.php</head>の直前タイミングで呼び出されるというわけ。

  • ファイルの準備
  • ディレクトリへの設置
  • 適切な呼び出し

などなどはCocoonが完璧にセッティングしておいてくれるので、僕らユーザーは完成しているソースをコピペするだけでOKというスグレモノです。

子テーマとの密接な関係がデフォルトでサポートされているCocoonならではの機能といえるでしょう。

子テーマで即座にカスタマイズできるような準備がなされている

これもまた素晴らしい気遣いですよ。

WordPressでは、テーマの根幹となる「テンプレートファイル」というものは子テーマにあるものが優先して読み込まれるようになっています。

WordPressでは子テーマに同名ファイルがある場合親テーマより優先される

この仕組みのおかげでユーザーごとにサイトの根本からカスタマイズできるわけですね。

で、Cocoonでは純正の子テーマの中に既によく使われるカスタマイズ用のファイルが即上書き可能な状態で用意されています。

cocoon-child-theme

子テーマの初期状態で用意されているファイル一覧がこれです。header.phpなどの代表的なテンプレートファイルはないですが、これは安易に不適切なものが読み込めてしまうと大惨事になりかねないので妥当な対応だと思います(使いたいときはコピーしてくるだけ)。

僕の場合は、かなり多くのテンプレートファイルに手を加えているため子テーマ直下はこういう感じになってます。

my-cocoon-child-theme-Directory

ただし子テーマで上書きを継続しているともし親テーマ自体でなにかアップデートがあっても気付けないので、ある程度アンテナを張っておく必要はあります。

さらに、一般的には扱いが複雑になってしまうfunctions.phpも子テーマで気兼ねなく書き込めるようになっています。素晴らしい!

多数のフィルターフックが用意されている

WordPressには「フィルターフック」という仕組みがあって、これを使うと

  • 記事本文が表示されるとき
  • 記事一覧を取得するとき
  • サムネイル画像を生成するとき

みたいな任意のタイミングを狙って好きな処理を追加することが可能です。

WordPressにおけるフィルターフックの仕組み

当然これはWordPress標準で備わっているわけですけど、カスタマイズの幅を広げるならCocoonの独自の機能に対しても色んなフック(きっかけ)が欲しいところ。

もちろんあります。しかも大量に。

例えば

  • Cocoonオリジナルの目次を表示する瞬間
  • Cocoonが生成する独自のサムネイルサイズがそれぞれ作られる瞬間
  • ビジュアルエディタの読み込み時
  • その他bodyなどあらゆるページ要素の読み込み時(その数20以上)

などといった感じ。

しかも、フォーラムでカスタマイズ相談をしているとふらっと現れたわいひらさん(注:Cocoonの開発者様です)

「あ、それフック足しておきましたよ」

と言ってこれまた速攻で機能拡張がなされる、ということもしばしばです。すごい。

投稿/固定ページでカスタムCSSとカスタムJavaScriptが使える

通常のWordPressテーマだと、特定のページだけに適用させたいCSSやJavaScriptを増やすのはやや面倒です。

しかし、Cocoonなら投稿編集画面でコードをペーストするだけ。

custom-css-and-custom-javascript

なにも気にせず、その記事だけのデザインを適用したり機能を足したりできちゃいます。It's cool!

その他、JavaScriptの汎用的な関数なら子テーマにあるjavascript.jsというファイルに追記するだけで読み込めるようになっていたりなど、本当に至れり尽くせりです。

 

あなたがWordPressやプログラムに精通した人であるならその使いやすさは指数関数的に増加していくでしょうし、もしもWordPressを初めて使う人ならばこれ以上にWordPressを理解していくのにふさわしいテーマはないと言えるでしょう。

4.もとがシンプルな分、デザインの拡張性が超高い

cocoon-design-is-simple

これまで「カスタマイズ」はデザイン面以外の部分にフォーカスしてお話してきましたが、当然Cocoonはデザインでの拡張性も常軌を逸しています。

cocoon-main-visual

見て分かる通り、Cocoonのサイトデザインはとてもシンプルです。それがコンセプトであり、ユニークさでもありますね。

それゆえ、デザインを思ったように変えていくのがとても簡単です。

スタイルシートでのCSS適用はもちろん、前述したような分かりやすいテンプレート構成の好きな部分に独自の要素を加えられたりなど、やりたいことはほぼ実現できるような状態になっていると思えます。

しかし当然のことながら、「手軽に高品質なデザインに着せ替えをしたい」という需要とはミスマッチです。これは紛れもない事実だと思うので、僕も意図して伏せずに書かせていただきます。

「デザインと言えばSANGO(もしくはPORIPU)」などのような雰囲気があるように、デザイナーが体系化したテーマはやはり一線を画するものがあります(SANGOの開発者は超有名サイト「サルワカ」の運営者でもあり、プロのデザイナーさんでもあります)。

saruwakakun

僕が知る中でも最強と思える個人サイトの1つ。参考になることばかりです。

それに比べてしまうと、「インストールしただけで一気に雰囲気イメージアップ!」みたいなのはCocoonには期待できません。

なので

  • 多くのサイトを運営する方
  • デザインには時間をかけられない!という方

などは、お金を払って有料テーマを買うことによる解決を目指すのも正しい選択肢となるでしょう。僕もこの「みるめも」というブログ以外では有料テーマはけっこう使ってます(最近買った中で個人的におすすめだったのはDiverというテーマ)。

みるみ
みるみ

キャラクターを出せる雑記ブログじゃないと更新が楽しくなくて、この「みるめも」以外はもっぱら放置ぎみですけど…。

というわけでCocoonはどちらかというとコンテンツなど内容勝負、というフシがあるでしょう。

実際のところ、本当にCocoonは「大事なのは中身」というコンセプトが念頭に置かれていて、開発者のわいひらさんもとても良いたとえを公式サイトに記載されています。

Googleのフレッドアップデート以降、テーマ側で行って効果のある内部SEO施策も、ほぼほぼ無いのではないかと思います。

(中略)

ただ、料理(コンテンツ)に対して、出来るだけ良い皿(テーマ)となれるように最大限やれることはやったつもりです。

僕らブロガーは絶対に忘れたくない部分です。

もしデザイン重視でテーマ選びをするなら注意すべき点が1つあり、それはそのテーマを使う人が多ければ多いほど個性は薄れていくし、慣れている人が見たらテーマは一瞬で分かってしまう(=量産型感が出る)ということ。

対抗して言い訳しているわけじゃないんですが、僕はこれが結構気になってしまってこういったテーマが選べずにいました。なのでSANGO系は買ったことがありません。

他にもSTORKやJIN、SWELLあたりはサイトを開いた瞬間に「いかにも感」が出ると思います(もちろんCocoonのデフォルト状態もですけど)。

ここは今後の自分のサイト運営方針やスキルアップの度合いを上手く見定める必要があるかもしれませんね。

5.エディタ上で使えるブログパーツ(ブロック/ボックス類)が豊富

blog-parts

僕はブロックエディタをまともに使ったことが一切ないので、この節は全てクラシックエディタの使用経験によるものです。もちろん、Cocoonはブロックエディタでの機能サポートも超すごいのは知ってはいます。

※この記事のためにと思って改めてブロックエディタを触ってみたけど無理すぎて3秒も耐えられなかった。笑

WordPressでテーマを入れるときの醍醐味といえば、やっぱり記事の編集中に使える色んなブログパーツや便利機能じゃないでしょうか。

blog-parts-for-example

こんなん。僕はこれらの他にも多くを自作してAddQuicktagで運用してます。

Cocoonもその例に漏れず、エディタ上から直接アクセスできる様々な要素が目白押し。その一覧はCocoon公式サイトにまとまってます(ブロックエディタ版はこちら)。

「そのあまりの機能数のおかげで選ぶのがやや大変」というデメリットもなくはないので、そこはこういうカスタマイズ↓で解決してます。ご興味ある方はどうぞ。

さらに、Cocoonが持つエディタ上での便利機能の極め付きをご紹介しておきましょう。

これ。

cocoon-html-insert

「HTML挿入」という機能で、ビジュアルエディタ上から一切移動することなくHTMLコードをそのまま挿入できるという機能。

なにがすごいのかって?

その魅力はこの記事でたっっっぷりと語っているから絶対読んでくれよな!!

ブログ更新が途端に楽になる。そう、Cocoonならね。

6.フォーラムがとても充実していて、分からないことはほぼ解決できるしカスタマイズ相談もできちゃう

cocoon-forum

さて、ようやくフォーラムの話ができます。
これまでにも何度か登場していますが、改めて。

Cocoonの公式サイトに付随する形で、

  • Cocoonテーマに関する質問、相談、要望
  • ブログ全体に対するトピック
  • 雑談用

などなどのスレッドがまとまった独自のフォーラムが運営されています。

cocoon-forum-sc

運営の管理者は、原則Cocoon開発者であるわいひらさんのみですが(モデレーターも1人いらっしゃいます)、質問や相談への返答は多くの有志によって行われています。

みるみ
みるみ

僕も積極的にお手伝いさせていただいています!

昔からちょくちょく顔を出していて、ヘンクツなカスタマイズの相談に乗ってもらったりしていました。マジで助かります。

最近は「少しでもわいひらさんの負担が減ればいいな」と思って、初心者さんが困るような簡単なお悩み解決や具体的なカスタマイズ相談などにお返事を差し上げています。実は楽しい。笑

当然のことながら、僕なんかよりも遥かにハイスペックな方も何人もおられるので、相当難しいと思われるような内容でもぜひ相談してみるべきです。だいたい解決します。

なおCocoonを利用していなくても参加は可能ですし(推奨はされないかも)、発言にもアカウント登録は不要です。

cocoon-forum-state

メンバー数は6665人で土曜の昼間でも126人がオンライン。活発!

質問や相談がパンクしがちな有料テーマも多い中(これマジでそう)、このCocoonフォーラムの強力さは他の追随を許さないメリットになると言えるでしょう。

7.テーマが軽量で動作速度も高速

fast-and-light

普通は最初に書かれるような内容だと思いますが、あえて最後にしてみました。

というのも、こんなのは当然なレベルになってしまったんですよね。

どのテーマも最近は速いですし、デフォルト状態で使う分には各種スコアの数字も良い結果が出てます。

だからと言ってアピールしないのもいかがなものかと思い、やっぱり書くことにしました。

他のテーマと違う点を挙げるとすれば、「速い」という結果だけがあるのではなく、そこに至る設定がやはりちゃんと用意されていることかなと思います。

site-fast-settings

これは「Cocoon設定」とは別のページとして用意されている「高速化設定」というページなんですが、ここに用意されたチェックをONにしていくだけでできうる限りのWordPress高速化が可能です。

なお、エックスサーバー など一部のレンタルサーバーでは「ブラウザキャッシュ」のように一部の機能がダブっているためやや注意が必要です。詳しくは下記記事で。

さらに言うなら、色んな問題や不都合を生み出しがちな高速化設定を局所的にOFFできるので、個別に問題解決を図るときにはとても便利です。

一応その実力も掲載しておくと、

cocoon-site-speed-measure

site-fast-settings-2

site-fast-settings-3

※いずれもCocoon公式サイトより拝借

お見事なこの数字。あっぱれ!

ちなみに僕のブログが他のCocoonサイトより微妙に遅めなのは自覚していますので、あまりこれを標準とは思わないでください。笑

みるみ
みるみ

最も重くなる要因である「高画質な画像の使用」と「Webフォントの使用」が理由です。僕は多少の表示速度よりも優先するべきと思ってこうしています。

おわりに

サクッとまとめるつもりの記事だったのですが、やはりその魅力の多さゆえに内容もボリューミーになってしまいました。Cocoonの素晴らしさを体現していると言えましょう(自分のまとめ力がないだけ)

というわけで、テーマに迷っている人はまずCocoonを試してみるべきです。

記事中でも言いましたが、思いつくデメリットは「デザインがシンプルすぎる」くらいのような気がします。それさえ気にならない(もしくは自分でカスタマイズできる)のならCocoonを選ばない理由はないとさえ思います。

そして最後にもうひとつ。

WordPressの有料テーマには「アフィリエイト」という概念があることは絶対に忘れてはいけません。

広告というビジネスモデルを否定するわけではないですが、お金が絡む以上ポジショントークが多くなるのは必然です。良いものであるのは間違いないと思いますが、無料テーマでそこまでたくさん書かれているものはあまり見たことがありません。Cocoonでも同じく、です。

みるみ
みるみ

もちろんですが、僕がこの記事を書くにあたって何者からのパワーも受けてません。笑

この記事が、みなさんの良いテーマ選びの参考になれば幸いです。

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みるみみるめも筆者

雑記ブロガー。文章を書くのが大好きです。本業がソフトウェアエンジニアなのでサイトも全部自分でつくってます。

詳しいプロフィールはこのページで色々書いてます。もやってます。

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