カーナビを買い換える場合、今の自分の車に付いているナビが「メーカーオプションの純正品」か「ディーラーオプションの純正品」か「社外品」かによってかなり話が変わってきます。
取り付けする際に必要になるものが異なるので総見積もりが変動するほか、例えば「そもそもメーカーオプションのナビなら付け替えることはできない」などのような判断の助けになることもあります。
簡単に見分ける方法をご紹介しますので、ぜひお役に立ててください。
※「純正品」というワードは「メーカーオプションナビ」と「ディーラーオプションナビ」の双方を含んでしまうので本記事では使用しません。後者の各2つで記載しています。
大まかな手順
絞り込んでいく順番は以下のようなフローチャートになります。
と言っても至極簡単で、以下のようになります。
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という順番になっているところがポイントです。
項目が3つしかありませんので単純なのも当然ですね。全く知らない方からしてもこれならすぐに覚えられそうです。
それでは、各手順に入っていきましょう。
メーカーオプションかどうかを見分ける
メーカーオプションのナビは見た目が特異であることも含め、何種類も存在するものでもないので、もう覚えてしまえるくらいのレベルです。
メーカーオプションかどうかを見分ける判断材料は以下です。
- 見た目が通常のカーナビの形状をしていない / そもそも普通の場所についていない / やたら大きい
- 型番やなんらかのメーカーロゴがどこにもない(車メーカー自体のロゴがある場合は稀にあります)
- 車と一体化していて別部品という感じではない
- エアコンの調節機能が備わっている / その他ライトや他のディスプレイなど車の設定機能が備わっている
無理やり色々書いてみましたが、すぐに一発で分かるようになれるはずです。
実物の写真を確認しておきましょう。
どちらも上で挙げたような特徴に該当しているのが分かりますね。
また、以下のような高級車ならびに輸入車の場合も「車と一体化していて取り外し不能なもの」ということでメーカーオプションとして扱うことが多いです。
これらによって「メーカーオプションのナビである」と判断された場合は、基本的に他のカーナビへの交換はできないという結果になります。
それでは、もしメーカーオプションナビではなかった場合として次へ進みましょう。
ディーラーオプションか社外品かどうかを見分ける
どちらかというとこちらが本件のメイン部分です。
ディーラーオプションナビと社外品ナビは形状タイプがほぼ同じなので、メーカーオプションのときのようにパッと見で判断することはできません。
そこで、ナビゲーション本体の四隅を見て、なんらかの「メーカーロゴ」や「型番」を調べます。
この結果によって以下のように分かれます。
カーナビメーカーのロゴやブランド名が書いてある → 社外品ナビ
なお、これ以外にも強いて差異を挙げるとするなら以下のようなものもあります。
項目 | ディーラーオプション | 社外品 |
製品の保証期間(保証書や契約書から確認可能) | 3年間 | 1年間 |
エンジンをかけたときの起動ムービー | 車メーカーかナビシステムの名称など | カーナビメーカーのロゴや商品名 |
本体の環境設定など | それぞれ識別可能な項目がある可能性あり |
ここまでを確認しなければならない状況というのはなかなか考えにくいですが、覚えておいて損はないかもしれません。
以上で、メーカーオプション、ディーラーオプション、社外品の3つを区別することができました。
まとめ
内容はこれだけです。まとめると、
- まずはメーカーオプションかどうか確認
- ナビ本体四隅にある型番を確認
ということになります。
最近の社外品ナビも奇抜な形をしたものが発売されるようになるなど例外もありますので(例えばパナソニックのCN-F1Dなど)、注意が必要な点だけはご留意ください。
それでは!