記事は公開してからが本番。
「記事書いて終了!」なんてのは「目玉焼きに醤油」くらいあり得ないことです。僕もほぼ毎日どこかしら1ヶ所はリライトしてます。
これはある検索ボリューム5万くらいのクエリの順位推移です。一回アプデで叩き落されているっぽいのが分かると思いますが、意地でもリライトをし続けた結果また這い上がれました。たぶんリライト回数は300を越えてます。
というわけで、僕が普段何に気をつけてリライトしているかを10個のポイントで説明してみようと思う!!
雑記ブログをやっている人には特に参考になるかなーと思います!
- 1.サーチコンソールとGRCを見てまずリライトの方向性を決める
- 2.記事タイトルは「簡潔で分かりやすいのに内容を適切に表現していて具体的な数字や権威性も含まれていてかつ読者の目を引く素晴らしいもの」になっているか?
- 3.見出し構成はそのままでいいか?KWは見出しに適切に含まれているか?
- 4.導入文を読んだらどんな記事か一瞬で分かるか?読者を引きつけるものか?
- 5.リライトの基本的な方向性は「スリム化」
- 6.箇条書きにできない?もっと簡素な表現はない?誤字脱字ない?
- 7.情報の追加・修正・出典(ソース)掲載
- 8.関連する記事をとにかく探し出してリンクを張り巡らせろ
- 9.その記事でマネタイズできる方法は何かないか?死ぬほど考えたか?
- 10.最後に一振り、あなたを際立たせるキャッチーなスパイスで仕上げよう
- おわりに
1.サーチコンソールとGRCを見てまずリライトの方向性を決める
とにもかくにもまずは「何のためにどうリライトするのか」を考えないといけない。
その足がかりをその記事の現在の流入キーワードから探ります。色々細かいテクニックはここでは省くとして、とりあえずサーチコンソールと GRC をチェックするだけでも十分いけます。
あなたが「記事のリライトをしなきゃ…!」って思っているってことは、ほとんどの場合「その記事の検索順位を上げたい」んですよね?
ということはまず
- 今どんなキーワードでユーザーが読みに来ていて
- 自分は今後どんなキーワードを狙っていきたいか
を明確にしないと何もできないですよね。
もちろんSEO目的じゃないリライトも十分にあり得ます。他の記事からの内部リンクやブックマークやSNSなどの外部流入でバッチリPVは確保できているなら、主目的は「UX向上」になります。
見やすくて読みやすくて、離脱されずにたくさんのアクションを呼び起こせるような記事を目指します。
これは(優先度が違うだけで)もちろんSEO目的の記事でも実施すべき作業なので、この記事のこれ以降の内容でちゃんと扱っています!
で、とりあえずやることは
- サーチコンソールで該当記事の検索ワードを並び替えながら眺める
- GRCで該当記事のURLで検索→ウォッチしてきたワードの順位動向を知る
です。
まず分かりやすいのがサーチコンソールなのでこっちから。
ひとまず
- クリック数
- 表示回数
でソートすれば自分の記事の主な流入ワードは分かるはず。クリック率で並び替えたときのデータだけ見るのは(初心者さんは特に)危険なので注意してください。
実際はExcelに書き出して順位に対するクリック率の割合を出して…とかもやりたいところですが、それはまたおいおい。
まずはサーチコンソールを日頃から見るクセをつけましょう。
それと「GRC」について。
これはWindows用の検索順位チェックツールのこと。
登録したキーワードを毎日自動で順位チェックしてくれて、いつでもその推移をグラフで確認できます。
このようにリライトしたタイミングで日付ごとにメモを入れてグラフ上で可視化させることもできるので正直必須アイテムすぎる。
これが最低月375円~で使えるのでもう破格…!
これからブログをやっていくなら最低限確実に必要なものとして認識するべきと僕は思います。
GRCのプラン一覧
順位チェックが日頃行われていれば、リライトしたい記事に該当しているキーワードだけを抜き出して順位推移を見ればOK。
キーワードは特定の記事に紐付けできないですが(カニバった場合は順位が高い方の記事が出る)、この方法ならリライトしたい記事に関連しているキーワードを見逃すことはありません。
「カニバる」っていうのは「同じキーワードの検索結果に自分のサイトの記事が複数出ちゃうこと」ね!
超ざっくりでしたけど、以上の操作でキーワード戦略の大枠が掴めたはずなので、これ以降はそれをメインの目的に据えてリライトを進めていきます。
2.記事タイトルは「簡潔で分かりやすいのに内容を適切に表現していて具体的な数字や権威性も含まれていてかつ読者の目を引く素晴らしいもの」になっているか?
最初に言っておきますが「簡潔で分かりやすいのに内容を適切に表現していて具体的な数字や権威性も含まれていてかつ読者の目を引く素晴らしいもの」なタイトルなんて絶対に無理です。
そもそも「簡素な表現なのに言いたいこと全部言う」という時点で矛盾しているので何かを諦めないといけないんだけど、この「何を優先して何を優先しないのか?」を記事ごとに考えるのがとても大切なわけなんですな。
ところで、記事タイトルは以下の理由で死ぬほど重要です。
- 検索順位にめちゃ大きな影響を与える(ドメインパワーや被リンクは除いた「記事の編集だけでできること」の中で)
- 検索結果画面でのクリック率が大きく変わる
- その記事を書いた人のレベルが伺える
特にSEO的な観点で上の2つが超大事なので、ポイント①で調べたキーワードを活用してどのようなタイトルに調整したらいいかを考えることになるわけです。
例によってこの記事では「細かい記事タイトルの付け方テクニック」的なものは割愛します~
個人的に注目してほしいのは3つめ。
- その記事を書いた人のレベルが伺える
記事のタイトルって書いた人の「色んなもの」がものすごく露呈するので十分に注意してほしいなと思います。
あまり汚い言葉を使いたくないので説明が難しいんですけど(笑)、とにかく
- この記事を書いた人はデキる…!
- この人の記事は生の情報が書いてありそう…!
みたいな印象を持ってもらえるタイトルを目指すべきです。
あとこれは完全に僕個人の意見なので参考にしなくて結構ですが、極論で言えば「SEO全振りのタイトルは死ぬほどつまんさそうな記事に見える」ので僕はこれもとても気をつけています。
でもさ、せっかく個人でブログをやっているんだし、もっと「あなた」という個性を大事にした記事を書きましょうよ。
面白みのない説明記事は企業に書かせておけばいいんだ!
3.見出し構成はそのままでいいか?KWは見出しに適切に含まれているか?
タイトルを見終わったら次は見出しの修正に取り掛かります。
お気づきかもしれませんが、これは読みやすい記事を書くための8つのポイントで進めることになる手順とほぼ同じです。
それもそのはず、たしかな記事を書くための手順は修正をするときにも同じ流れで進めるのが自然だもん。
上記記事では「伝えたいことを決めたらその趣旨がブレないように大枠の設計(=アウトライン)を決めろ」と書いていました。
今回のリライトもこれに則ります。
つまり、
- 狙おうと決めたキーワードについて読者のニーズを満たす内容・順番になっているか?
- 狙いたいキーワードに関連する内容がいい感じに見出しに含まれているか?
という観点です。
1つめはそのまま、調整した結果のキーワードを狙うにふさわしい見出し構成になっているかの確認です。
普通に考えたら記事の趣旨を変える→全体の構成も少なからず変わるはずので、キーワードの方向性を変えたのに見出しの修正を行わないのはおかしいと考えるべきです(もちろん例外はいっぱいある!)。
2つめ、これは主にSEO目的だけど、「見出しにキーワードを含める」というのは単純でいながら今でもめちゃ効果のある施策です。僕も「h2
見出しに入れるワードを変えたら順位が一気に上がった」という経験は何度もしたことがあります。
それと太字にした部分、「いい感じに」っていうのはわりと重要。
- 狙いたいキーワードに関連する内容がいい感じに見出しに含まれているか?
なんでかっていうと、こういうことを絶対にやってほしくないので。
これは僕がSEO的観点でみなさんを心配して「やってほしくない」と言っているのではなくて、こういう低品質な記事がネット上にこれ以上増えてほしくないからに他ならないです。
別にこれ自体が全部悪だとは言いませんけど、こういうことをやっている記事が良い記事だった試しはただの一度もないのでゆめゆめ忘れないようにしたいところ。
見出しの修正はタイトルと同じくらい大事だと理解しておきましょうー!
4.導入文を読んだらどんな記事か一瞬で分かるか?読者を引きつけるものか?
キーワードの方向性を考え、それをタイトルと見出しに適用したので全体的な構成は十分良さそうです。
まだ大きな修正の余地があるとしたら、それをたぶん導入文!
記事の冒頭が適当な人はほんっっっっっっっっっとに多いので、むしろ一番気を遣って書くべき場所だと思っておいた方がいいです。書き出しだから油断しがちなのはよく分かるんだけども。
例えばこの記事の冒頭は「目玉焼きに醤油」で醤油派の人を一瞬にして駆り立てたあと、すかさず実際の順位記録という物的証拠を見せることでリライトの重要性を示しています。
「この記事はとりあえず読む価値があるかも」
と思わせられれば勝ちです。なお実際の内容は弱小ブロガーの僕が書いているものであり残念感は否めません。(だからこそ「まず読んでもらう」のが重要…!)
読者は僕らの想像以上に流し読みしていて全部なんか読んでいないですが、導入で読者を掴んだ場合はじっくり読んでもらえる確率がぐっと上がります。
これは広く言われていることだし、僕もデータ取ってみて実感できています。ぜひ気合い入れよう!
で。
最後に「冒頭文がうまく書けない…」とお悩みのあなたへとっておきのテクニックを授けてこの章は終わりにします。
- 「?」を使う文章を書くな
- 徹底的に短くしろ
の2つです。
「?」を使う文章っていうのは、こういうのですね。
冬の乾燥肌でお悩みではありませんか?
もっと楽にお金を稼げる方法を知りたいと思いませんか?
つまんない量産型記事の典型例。
※ただし「相手の共感を狙う」という観点ではとても良い表現ではあります。でも疑問形で終わらす文章を高品質にするのは難易度が高いのでとりあえず使わないほうがいいと思う!というのが僕の意見です
書くなら
私は冬になるといつも肌がパキパキに乾燥してしんどいです。本当にツラい悩みですよね。
毎日毎日残業ばっかりなのに給料は増えない。クソッタレの上司ももう我慢の限界。なんとかして楽にお金を稼げる方法を知りたい!!
などの方が読みたい気がしますよね。
ここまで書ければ量産型感が減る上に読者は「これは私のための記事だ…!」となってよりハートを掴めるようになります。
ペルソナのテクニックも一緒に混ぜちゃいましたけど、「?」を使わないようにすれば自ずとさらに共感を呼べる文章になっていくはずです。
2つめの「徹底的に短くしろ」ってのはもうそのまんま。
余計な文章を書くくらいなら1秒でも早く本題に入った方がいいです。
例えばこんなの。
こんにちは。今日も寒いですね。昨日の夕飯は豚汁だったんですけど舌ヤケドしちゃいましたw
ではこれから自動車免許の更新のやり方について解説していきます。
要らんわ!!!!!
1つめは論外にしても、2つめはかなりやりがちじゃないですか?
「記事の進行に関する説明」って超不要なのですよ。だって進めれば分かるもん。
こういうのは書いた瞬間に「読者が離れる」と思っておくのがおすすめ。
もちろん大事になるケースもある!例えば「ここまでが◯◯の解説でした」などのように記事構造を分かりやすく伝える必要があるときとか!
短くスマートな導入文を一緒に書いていきましょう。
5.リライトの基本的な方向性は「スリム化」
目に見えて大きく修正できる場所には一通り手をつけたので、ここから考え方や全体的な内容系の話です。
まず本文に関する基本方針なんですけど、量を減らす意識を常に持つのがおすすめ。
理由は3つです。
- リライトの本質である「情報更新・情報追加」の性質上、どうしても文章量が増えがち
- だいたい最初に書いたときからもう一度見直すと「これ要らんな」ってのがある(実際不要)
- 経験上、無闇やたらに量を増やしたときよりスリム化させたときの方がSEOの反応が良い(私見)
さっきも紹介した読みやすい記事を書くためのポイントという記事でも口酸っぱく言ってましたが、記事ってとにかく余計なことを書いちゃうもんなんですよ。僕なんか特にそうなんだけどw
そして「それが余計」だというのはだいたい当たっていて、時間が経ってから見返してみると自分でも「この文章何の意味があんの?」って思うのがいっぱい見つかるわけですな。
こういうのをなくしていって本質的にマッチョな記事にするのがリライトの大きな役目だと僕は思います。文字数だけ多くて中身のない記事にはしたくないよね!
これは経験上良い結果に向かうことが多く、何も考えずコンテンツを足しまくったときより思い切ってバッサリ削ったときのほうが順位が上がったりするんですよ。
もちろんこれは「原因と結果」の問題があるので注意!順位が上がったのは結果であって、直接の原因がコンテンツ削除かは分かりません。ユーザー行動が良化したのか、読み込み速度が変わったのか…など。
でも余計なものが増えるのは絶対に良いことだとは言えないので、リライトの基本方針はとりあえず「スリム化」でいかがでしょう?
6.箇条書きにできない?もっと簡素な表現はない?誤字脱字ない?
いわゆるみなさんが「リライト」と聞いて一番最初にイメージするのがこれかなーと思います。
つまりは「細かい修正」ですね。
僕が意識してやっていることは大きく3つあって、
- 見た目の修正:
本文ベタ書きを箇条書きリストへ変更、段落を分ける、画像変更/追加など - 言い回しの修正:
「~することができる」→「できます」みたいなシンプル化 - 誤字脱字の修正:
これは普通に読んで見つける
という感じ。
作業としては細かいけどどれも重要だと思っていて、熱心に読んでくれる読者さんほどこういう点には気付きやすいはずなのでたぶん将来的なダメージが変わってくるはず。
「見た目の修正」と言ってもやらないと読みやすさに関わる以上読み飛ばされちゃう可能性もかなり上がるし、誤字脱字も些細なミスとはいえ1本の記事で2つ以上見つけたら僕はちょっと印象が悪い方に変わっちゃいます。僕はですけど。
これはもう素直に読み直して見つけるしかないと思いますね。
よく「家族とか友達に読んでもらえ」みたいの聞きますけど、実際それをできる状況ってなかなかないと思うし(ブログやってること言える人ってそんなに多くなくない?)、日頃自分の記事を読む習慣があるといいんじゃないでしょうか。
なお僕は作業したいのに自分の記事を読んでしまって時間が消える模様。
7.情報の追加・修正・出典(ソース)掲載
さっきもちょろっと書きましたが、たぶんリライトの本質が「方向性の修正」以外にもう1つあるとしたらこれだと思います。
つまりは「情報としての信頼性を上げる作業」です。
ひょっとしたらあなたはエッセイストでコラムニストかもしれませんが、少なからずその文章の中には「事実」が混ざっているはず。
その「事実」が本当に事実だと読者は信じてくれるか?
答えはNOです。
断じてNO。
彼らはとても疑り深い。何を見てもまず信じません。
せっかく書いた「あなた自身の意見の部分」も、事実として示した部分の根拠が曖昧だと突如として説得力を失ってしまうんですね。
これを防ぐため、情報の正しさを伝えることに全力を注ぐわけです。
具体的には、
- 数字や人物名などの固有名詞が絡むものについて記載したらソースを併記する
- 扱っている話題に何かアップデートがあったらその内容を追記し、更新した旨も記載する
- 情報の詳細を示すページにはガンガン発リンクする
などがポイントだと思います。
1つめと2つめは特に説明は要らないと思いますが、3つめはあまり言われることはないかも。
これも僕の意見ですが、必要な情報を示すための発リンクなら遠慮せずにどんどん行うべきだと思っています。
昔は「リンクジュース」という考え方があったので発リンクを躊躇う人も多いですが、今はそういう表面的な要素より「それが読者にとって本質的にメリットがあるか?」の尺度で物事を考える方が遥かに大事です。
必要な情報の確度を上げるための発リンクに問題があるわけありません。なんなら「その記事で扱っているテーマをより明確にGoogleに伝える」効果すらありそうです。
これも体感的にではありますけど、発リンクを意識して行っている記事では順位が良い傾向になっている気はします。だからソースの記載は積極的にやるようになりました。
たしかな内容を伝える強い記事になりましょう!
8.関連する記事をとにかく探し出してリンクを張り巡らせろ
僕のブログ戦略は主に雑記ブログをやっている人向けのものが多いので、ここは特に重要な項目になるはず。
なぜかというと、何も考えず運営していると雑記ブログの記事はほぼ全て孤立していくから。
「ジャンルに依存せず好きなことを書ける」というのは、裏返したら「それぞれの記事に関連性がない」ということそのまんまです。雑記ブログの弱点としてよく取り上げられることでもあります。
ちなみに僕はこれは弱点と思っていないどころかむしろ強力なメリットだと思っているんですけど、その話はまた別の記事(書きました:雑記ブログが最強だと思う5つの理由)で!
というわけでこれをなんとかしたいんですが、これは普通に新規投稿しているだけではどうしようもないんですよね。あとから書いた記事にリンクするためには過去に書いた記事の修正が絶対必要になると思いません?
だからリライトをする。
「今書いたこの記事、そういえば前書いた記事で似た話してたな…!」
くらいのモチベーションでいいので、まずは自分のブログの記事同士を内部リンクでしっかり繋ぐことを意識しましょう。
例えば僕は記事管理用のテーブルを自分で用意していて、そこに「新しくリンクする必要がある記事」みたいのを全部メモってます。新しく書いたら関連する過去記事から即リンクする、みたいな形です。
方法は人それぞれ自由だからなんでもいいと思うけど、せっかく書いた記事なんだから全部フル活用したいじゃない?僕は無駄が出ないようなシステムを考えるのが好きなのでこういう作業も自然とやっちゃいます。
「内部リンクで記事同士が繋がると何が嬉しいのか?」は深く説明しませんけど、みなさんのだいたいのイメージ通りで合っていると思う。
- 回遊率UP(直帰させない、セッション時間UP、PV数UP)
- SEO観点(記事の内容説明度UP、上げたいページとサブコンテンツの明示(≒トピッククラスターモデル)など)
- 成果発生のための導線確保(計画的な内部リンクで適切な誘導経路を作れる)
こんな感じ。
基本的にやってマイナスになることはないので最初はガンガン関連記事は貼っていいと思います!
もちろん関連性の低い記事もひたすらバンバカ貼りまくるのは微妙。ちゃんと「読んでもらえる記事」を「読んでもらえるように」つなげましょう。
ちなみに、自分のサイト内でどの記事が孤立しているか調べたいときは Show Article Map というプラグインが役に立ちます。
こんな感じで記事同士を可視化してくれるので、単純に離れ小島になっているやつをなんとかすればいい。細かい分析は無理なので他の手段を考える必要があるけどね!
9.その記事でマネタイズできる方法は何かないか?死ぬほど考えたか?
これは本当はこんな後ろの方でやることではないんですけど、今回の記事は別に「稼ぎたいためのリライト」という趣旨のつもりではないのでここで紹介です。
そもそも記事によって役割が違うので、最初から「この記事は稼ぎ頭にする!」という状態なら一番最初にこれが来てるはず。それに伴ってKWを決めたりするわけですよね。
「じゃあなんで普段のリライトでもやるの?」
と思いました?
それが雑記ブログで一番面白いところだからに決まってるじゃない!!!
多くの人は、「お金を稼ぎたい」と思うと売るものを決めてからそれを売る準備に取り掛かります。普通だけど。
だけど残念ながら、雑記ブログではそれをやってもたぶん稼げない。
よほどセンスがあるか、地獄のような作業量をこなせるか、はたまた絶大なラッキーパンチを喰らったか。少なくとも僕らのような凡人には無理です。
だからこそ、データを見ます。
書いてみてヒットした記事が出たらその記事のキーワードを洗い出し、どんな意図でどんなユーザーが読みに来ているかを調べ、悩みがあればそれを解決できるアイデアをあなたが提示する。
これが一番大事なこと。
記事を書く原点でもありますよね。
この話は「リライトのポイント」的な話の1つに収まるような話では全くないどころか、雑記ブログで収益を上げていくための最も核となる部分なのでここではこれ以上書かないつもりです。
でも少なくとも、
「その記事で読者に勧められる商品・サービスはないか?」
というのはリライトの度に毎回頭を捻って考えるべきです。あとから修正をいくらでもできるのがサイト運営の良いところであり最も面白いところなんだから、揃っているデータを活用しない手はない。
あ、あと一応言っておきますけど本当におすすめしたいと思っていないものや自分がお金のために売りたいと思って用意した広告/商品は全く売れないどころか、それを感じ取った読者は一瞬にして離れていってしまうので十分にお気をつけください。
「適切な紹介と説明をしてその仲介料をもらう」ことは何も悪いことではないですが、それが本当にユーザーのためを思って書かれたものかは読者は即座に理解できることを忘れてはいけないんです。
みなさんもいかにも「カネのニオイしかしない胡散臭いサイト」って何度も見たことあるでしょ?
あなたの素敵なブログがそうなってはいけません。常に読者を想いましょう。
10.最後に一振り、あなたを際立たせるキャッチーなスパイスで仕上げよう
ここまでリライトが済んだ記事は、おそらく最初に投稿したときとは全く違う姿に生まれ変わっているはず!!
…しかし。
リライトをやりすぎると「SEOやお金を意識しすぎた形式的でつまらない記事」になってしまいやすいのが問題です。これが難しいところなんだよね。
そこで僕が提案したいのは、「あなたの人間らしさが出る文章や表現がちゃんと残っているか確認して!」ということ!
狙うキーワードを決めて、そのために構成を練り直して、無駄のない導入文を書いて、スリムで読みやすい本文に書き換えて…とやっていると、どうしてもお決まりの堅苦しい方向に向かいがち。
だからこそ、そこにあなたの人間臭さが出る文章を織り交ぜましょう。
- 真面目な口調にいきなり罵詈雑言が混ざる
- 中庸な意見を書いていたと思ったら、特定の話題になると強烈に持論を展開する
- 誰もしたことのないような痛烈な体験エピソードを取り上げる
こういった記事は人々の共感を得やすいです。心理学的にも相手の心を掴むときの常套テクニックだし、僕もブログをやっててすごく実感してます。
せっかく個人ブログをやっているんだから、あなたの意見や人間性が乗っていないと全然おもしろくない!!
どうやったら「機械的なコンテンツじゃなくなるか」を精いっぱい考えましょう。
もともとそういうスパイスが記事に乗っていなかった人は、まずはそういう記事を書けるようになろう!人間臭い記事は現代の必需品だぞ!!
そして察しが良い方はお気づきかもしれません。ちょうどこの章がまさに「この記事でのキャッチーなスパイスだったこと」に。
カッコよく決まったぜ…!(自分で言うので絶望的にカッコ悪い)
おわりに
ちなみになんですけど、「目玉焼きに醤油」はそこそこアリだとは思ってるのでどうか醤油派の人は僕のことを殺しに来ないでください。お願いします。
この記事へのコメント
ブログをリライトするクズはうざいから消えて。
SEO対策だけのクズ野郎。
って思ってる。
どこから突っ込んでいいかわからないですけどとりあえずコメントありがとうございます。