Amazonでワイヤレスイヤホンを買うのが医師国家試験並みに至難の業すぎる件

Amazonでワイヤレスイヤホンを買うのが医師国家試験並みに至難の業すぎる件
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文句というかボヤキというか、なんだか色々疲弊したので吐露させてください。(結果的には良い結末になったのだけど!)

Amazonでモノを買う難易度、最近どんどん上がってません?

格安中華製品がジャンルを問わず席巻してきたのはここ数年どころの話ではないけど、それにしたって各ジャンルで同じような状態が起きすぎてます。

しかも「日本人は本質的に商品を評価せずクチコミで決める」という国民性?を見事に見抜かれているようで、事実こんなカオスな状態になっているAmazon市場はわりと珍しいようです。

amazon-sakura-checker

サクラチェッカーも有名ですよね。

もちろんある程度のリテラシーがあればレビューひとつひとつを見てサクラかどうか判断することくらいは容易い。でもその評価平均点によってソートされた多数の商品群がいつもいつも目の前に現れたら?

その中でも特にワイヤレスイヤホンの日本Amazon市場は魔界になっているということに気が付いたのでなんか色々書いてみます。

同様の感覚を感じたことがある方は読んでいただけると!嬉しい!!

Amazonで起きている変化

環境の変化とか含め原因は色々あるにせよ、不必要な買い物は随分減りました。必要なものはほぼ全て手に入ったとも言えるかも。

とはいえ消耗品や新たに必要になったものがあったら、とりあえずAmazon見るじゃんね?
でも検索するたびその画面に辟易とする。(最近のGoogle検索結果みたいだね!!)

amazon-switch-controller

Amazonはご存知のように利益貪り体質なのでユーザーを向いた細かい改善なんてほぼやってきていません(僕の印象含む意見)。

安く作って安く売る。薄利多売を地で行くような(主に)中華メーカーが電気製品以外にも多数のジャンルに手を伸ばしています。ひと昔前のAmazonは間違いなくこんな状態ではなかったと思います。

レビューのサクラはもちろん、今はamazon-prime-markマークも一定の方法で買えてしまうみたいだし、レビューの買収は明確に規約違反のはずなのに「レビューくれたらアマギフ1000円あげます」のカードが同梱されている製品も珍しくなくなってきました。

cat-automatic-water-dispenser-3-review

ペット用の自動水飲み器を買ったときに付いていたもの。Switchのコントローラーを買ったときももっとストレートに「アマギフあげます」とか書いてありました。

ちなみにこの手のシステム含め、慣れれば見破るのは簡単です。レビューの内容やアカウントがまともでもやたら写真の投稿が多いものは注意しましょう。

とはいえ気に入っていない人はアマギフのためにレビューを書くくらいなら返品しているはずなので、レビューの内容自体が比較的まともなら存外ハズレであることは少ないという見解です。

今まで僕の中での「Amazonを使用するべきシーン」というのは主に2つでした。

  1. なんでもいいから目的の用途が適うものを探したいとき
  2. 固定の商品(ブランド/メーカー/型番などが決定的なもの)をサクッと買いたいとき

みなさんも多くはこんな感じでは?

「ショッピングしよ~♪」なんていって特に目的もなくAmazon内でブラブラする人はタイムセールとかを除いたら少数派だと思います。

言うまでもなく今回の問題となるのは1番のとき。

本当に日本製品を見かけなくなった。

なんというか「日本でショッピングしているはずなのに訳の分からん謎の商品ばかり並ぶ画面」にすごい違和感を覚えるようになり、なんか最近はAmazonで買い物をするのが嫌に感じる瞬間が出てきたんですよね。

これ自体に僕は嫌気が差している。だって便利なのは間違いないから使いたいのに、誰のせいでもなくこうなってしまっているから。

  • 出品メーカー
  • 購入者

どちらも責めたいとは思うけどどちらも悪くはない。なるべくしてなっちゃってます。ただしAmazon、テメーはダメだ

みなさんはどう思います???

 

一応注釈しておきますけど「中華製品=悪、日本製品なら全部OK」なんて思っていないですからね。

あくまで傾向の話をしているのであって、表現も便宜的なものです。意図は伝わると思って書いています。

みるみ
みるみ

それでもやっぱり「?」なコメントをなさる方もいるので…。

初めてワイヤレスイヤホンを買おうと思ったら摩訶不思議だった

で、今まで全く必要性を感じていなかったゆえに知識も皆無だった「ワイヤレスイヤホン」を突然買う気になり、例によってAmazonで検索してみたわけです。

amazon-waireless-earphone

なんなんこれ…?

 

おそらく今最も売れているガジェットって、モバイルバッテリーとかを差し置いてワイヤレスイヤホンなんじゃないかと予想してます。で、そこに目をつけた"彼ら"が一斉射撃…みたいな。

僕はイヤホン自体にはそこそこお金をかけてきているしそれなりに知識もあったんですが、ワイヤレスイヤホンについては本当に何も分からないので困り果てました。

例えば

  • 十分に予算がある
  • 明確に「高音質のものがいい」「ノイキャン欲しい」など要望がある

などがあれば決め打ちできたので楽だったんですが、例によって「とりあえずまともに使える手頃なものが欲しい」という従来からのAmazon利用法で行こうとしていたためにこの選択は絶望的に難しかった。今最も難易度が高いことをやろうとしていたわけです。

あーでもないこーでもないと色々やって、「これだ!」と見繕ったけど結局しばらく買わず…みたいなことを繰り返し、あげくの果てには「ちょうど今年iPhoneデビューしようとしてるんだしイイモノ狙ってAirPods Pro買っちゃえ!」→「黒ないの?2万上乗せで塗装メーカーに塗ってもらうか」→「納期半年!?まあいいか!ポチろう!」みたいになり、

…いや良くねえええええええ!!!!!!!

とかやってました。
典型的な買い物に失敗するパターン。

なぜ僕はたかが無線のイヤホンが欲しいだけでこんなにも苦労しなければならないのか…。おかしい…。

最終的にはとても良い日本製ワイヤレスイヤホンを見つけられた

初めてAmazonで「ワイヤレスイヤホン」と検索してから数ヶ月経って、結果的にはある1つのイヤホンを買いました。

これ。

JPRiDE-TWS-520

JPRiDEという新進気鋭の日本メーカーのTWS-520という製品。

シンプルなうどんタイプのワイヤレスイヤホン

形状は「うどんタイプ」で、しかも黒。

JPRiDE-TWS-520-case

ケースもこの通り作りが見事で、

JPRiDE-TWS-520-case-size

こんなにちっちゃいの!?と感動しちゃいました。

でね、このメーカー、まさに今のAmazonのような中華席巻市場に切り込むべく「高品質な日本品を超低価格で」という絵に描いたような良心的な会社なんですよ。

JPRiDE-main-visual

僕もものづくりに関わるエンジニアですし、原価低減(コスト削減)の厳しさはよく知っています。ましてや日本企業が外注せずに生産するとなるとまあ値段って上がっちゃうんですよ。

彼らがどうやって量産しているかまでは知らないですけど、開発・設計は純日本なのにこの価格(5,000円!!しかもタイムセールで4,300円!!)でこのクオリティのものを出せるのはヤバいと思います。

JPRiDE-TWS-520-ear-piece

イヤーピースだって見てください、普通のイヤホンなら純正付属は3サイズが主流ですけど、デフォルトで5サイズついてます。恐ろしくユーザー思い…。惚れる。

あ、音。

音は最も期待していなかったんですが想像の斜め上すぎてビビりました。

少し前の有線イヤホンならこの音は少なくとも1万円のランクは超えないと聞けない音だったと思います。今高級イヤホンに耳が慣れてしまっている人でもない限りまず文句ないレベルと言えるでしょう。

僕は「耳が慣れてしまっている」わけではないですが、もうこれ以外では音楽は聴けないと思っている最高のイヤホンを手に入れてしまっているので今回も音楽鑑賞が目的ではありませんでした。

ですがこれなら十分に外出時に音楽を聞く気になれます。いやすごい…。

JPRiDE-TWS-520-cover

とはいえ、僕はこれ以外にワイヤレスイヤホンを使ったことはないので大したレビューではないです。「比較」という意味ではてんでダメですし、もっと「良いもの志向」の軸でいくと選択肢から外れることもあるでしょう。

でも、

  • コスパ
  • 変なものじゃなくてちゃんと使える手頃なもの

という多くの人がネット通販で求める最大のメリットを確実に享受してくれるものだとは思います。

今回はたまたまラッキーでこれと出会えたから良かったものの、今もゴールを見つけられずさまよっていたらと思うとゾッとしません。

あ、イヤホンが気になる方は からぜひどうぞ。

たまに安くなってますよ!

おわりに

僕らって全く権力なんかないじゃないですか。
ただのイチ消費者にしか過ぎなくて、並んでいるものから選んで買うだけです。

だから「それを並べる人」くらいには責任を持ってそれなりな仕事を望みたいわけですが、まあそうもいかないこともありますよね。今回みたいに。

なんだかなあ。

便利を目指して需要が増えているのに、気付けば本来の目的すら叶わくなっているというか。まさに本末転倒な感じが、しません??

という僕のボヤキでした。

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みるみ
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みるみみるめも筆者

ブロガー、エンジニア。

詳しいプロフィールはこのページで色々書いてます。もやってます。

みるめも

この記事へのコメント

  1. 匿名 より:

    検索ページのURL末尾に「&emi=AN1VRQENFRJN5」 を追加するとスッキリするみたいです

    • みるみ みるみ より:

      えええええ!!
      こんな方法があったんですね!!知りませんでした…。ありがとうございます!!

      試しに「ワイヤレスイヤホン」でやってみたら超スッキリして笑いました。
      でも、Amazon発送のみを表示したとしても安心できない時代になってきましたよね…。

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